8月15日(月)から18日(木)の4日間、明治大学付属3校(明大明治高校・中野高校・中野八王子高校)合同の英語研修プログラムGlobal Affairs Programを、明治大学の清里セミナーハウスで実施しました。「英語でのディスカッション・ディベート・パブリックスピーキングスキルを磨く」「日に日に変化する国際情勢と向き合うことを通して多角的に物事をとらえる視点を培う」ことを目標としたレベルの高いプログラムでしたが、八王子校からは高校3年生3名、高校2年生3名の合計6名が参加しました。
最初に国際情勢についての基礎知識(民主主義・共産主義、友好国・敵対国)を得るための講義を受け、次に情報収集のしかた、意見の述べ方などを学びました。その後、割り当てられた国の代表としてチームを組み、国際問題について自らの立場や意見を主張したり、他国の立場を問うたりしていきました。初日は先生からの問いかけにも消極的でしたが、次第に英語で自分の意見を述べていくことにも慣れ、最終日には東シナ海における諸問題という難しいテーマに対して各国の意見が飛び交うようになっていきました。
また、3泊4日で寝食を共にした中で学年や学校を越えた交流ができ、お互いの学校についての情報交換やおしゃべりを楽しむ様子も見られました。
【参加生徒の感想】
「ハードスケジュールでしたが、自分の意見を発言しなければいけない状況に置かれると必死に単語や世界の問題について考え、まとめるのでその分充実した時間になったと思います。また学年を超えて対等に政治や問題について自分の意見を言うことができるのは日本において貴重な経験でした。」
「最初は緊張していましたが、英語で世界の問題を同世代の子たちと話すことが出来て、とても良い経験になりました。みんなでconferenceやdiscussionのために、たくさんresearchしながら意見を交換したり、様々な国の立場や考えを共有することができ、世界に目を向けるきっかけとなりました。友達の輪も広げることが出来て良かったです。」
「国際問題について英語で会議するのは難しく大変でしたが、同じグループの人と協力して自分の担当の国の意見を言うことができてよかったです。」
「国際的な課題について、日本からの視点だけでなく、他の多くの国からの視点に触れることができました。」
「社会問題について考える機会があまりなかったので、たくさん考えてとてもいい機会になりました。」
「ニュースや国際情勢に目を向け、自分の考えを深めていきたいと思います。英語力ももっと上げたいです!周りの実力が高く刺激になりました。」
来年度以降も、引き続きプログラムを実施していく予定です。英語「を」学ぶだけでなく、英語「で」学ぶ経験をしてみたい!という生徒の積極的な参加をお待ちしています。