8月2日(月)~5日(木)の4日間、明治高校にて実施された日帰り型の英語プログラム(Global Affairs Program)に、本校から高校2年生の生徒が参加しました。
事実と意見を混同しないこと、情報源を明確にした上で自分の意見を述べていくこと、という基礎となる部分の確認から始まり、nuclear proliferation (核拡散) や South China Sea (東シナ海)、human rights (人権) などの国際問題についても英語で学びながら自分の意見を持ち、英語で相手に伝えていくという4日間でした。また、模擬国連として各国の代表となり、各国の抱える問題を指摘しながら即時に情報を調べて応答していくという、社会的知識量や情報処理能力も問われる内容も経験しました。
初日は少し不安げな様子も見られましたが、最終日になると堂々と英語で意見を述べている様子から、大きな成長と逞しさを感じました。
参加生徒の感想です。
「 このプログラムに参加し世界で起きている様々なことに興味を持ち、考え、それを英語で伝えることの楽しさを学びました。毎日行われる模擬国連形式のディスカッションやディベートでは各国の歴史や外交関係などの幅広い知識を基に、相手の立場を理解し国益、国際益のどちらも視野にいれた話し合いを必要とされました。自分の意見を英語で表現することは想像以上に難しくうまくいかないこともありましたが、この経験を通してもっと世界について知りたい、英語で多くのことを伝えたいという気持ちがより一層強くなりました。」
コロナ禍で海外研修の実施が難しい状況ですが、国内でも実践的な英語力を身に付けられるようなプログラムを、この先も提供していきたいと考えています。多くの生徒の意欲的な参加をお待ちしています。